僕はこんなにも生きたかった

20代でうつ病と多発血管炎性肉芽腫症を発症し、30代で転職して父親になった、元公務員の記録

難病になるまで ー多発血管炎性肉芽腫症ー

多発血管炎性肉芽腫症(当時はまだウェゲナー肉芽腫症と呼ばれていました)と診断されたのは、うつ病の発症から2年後のことでした。 僕はその頃、うつとの付き合いも長くなってきて、2度目の復職をしていたときです。 年明け早々、僕は熱をだしてしまいまし…

呼吸器科から精神科へ

その日は午前中から呼吸器科の診察を受けていたのですが、検査もあったため、もうお昼近い時間になっていました。 ですが精神科を紹介していただいたら、すぐ来てもらって大丈夫ということで、その日のうちに精神科を受診できることになりました。 ただ僕は…

事の始まり-うつ病と診断されるまで-

僕が自分の身体に異変を感じ始めたのは2009年の夏ごろからでした。 異変といっても、風邪の初期症状のようなちょっとした違和感で、37℃程度の微熱と咳くらい。 仕事を休む程のこともなく、「少し早めに寝ようか」くらいの気持ちでしたが、それがなかなかおさ…

うつ病と多発血管炎性肉芽腫症の闘病記

こんにちは、都内在住のこういちといいます。 大学を卒業し、地方公務員となって、比較的順風満帆な人生を歩んでいた僕ですが、うつ病と難病によって大幅な進路変更をしてきました。かれこれ8年ほどの闘病生活。 僕の8年が、少しでも読んでくださった皆様の…